2009/10/23

小型燃料電池Dynario(ディナリオ) 限定販売開始

東芝が携帯電話などのモバイル機器が充電できる小型の燃料電池「Dynario(ディナリオ) PF60A000001」の受注3000台限定として販売開始

ダイレクトメタノール方式となる。一応CO2はでる。
発電→本体内リチウムに充電→モバイル機器へ充電というステップを踏む
燃料投入は20秒。本体タンクは14ml。コレで携帯電話なら2回分の充電になるという

専用燃料カートリッジは5本セットで3150円で1本50ml。
つまり1本で3回分で余った燃料を使わないとして
15回分x2回充電分=携帯30回分→携帯1回充電につき105円
揮発もなくめいいっぱい使えたとして
(250ml/14ml)x2回充電分=携帯約35回分→携帯1回充電につき90円

ここで、問題もある
問題はメタノール=燃料のため「航空危険物」となる
つまり国内線であろうと機内はもちろん貨物室預けも不可になる可能性は非常に高い
少なくても燃料カートリッジは×

厳密には本体のみの機内持ち込みはOKだけど使用することはできない。
モバイル機器への充電も機内では一切×ということ

ま、まだ現地調達できる段階ではないし、利用範囲は限られているという事にはなる。
たとえ普及しても、燃料カートリッジだけは現地調達が必要なわけで、海外ではあてにならないということになりそう。

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