2008/09/09

相撲界×罪×マスコミ

玉ノ井部屋の力士がタクシー内で暴れ…というニュース。
まあ大麻騒動といい、最近の相撲界はダメダメさが露呈してますが、上記の暴行事件は根底にある「意識の問題」があるような気がしますな。

まぁ酔っていたとはいえ
「力士が大麻やマリフアナを吸って何が悪い」
…アホか(゜Д゜)犯罪して問題ないやったら力士は犯罪何してもええんかい。
つか目の前におったら何時間でも説教したい気分。
ま、泥酔やったとして…泥酔=自己コントロールできない証拠みたいなもんやけど。

ただこういう似た意識が深層部分にあるヤツって結構最近多いんやないかなと思ったりする。最近の犯罪を見とると特にそう思う。
毎日のように殺人のニュースがある…しかもバラバラとか昔やったら大見出し記事が今じゃ小物扱い。えげつない時代や。

俺思うんやけど「人が見えてへん所やったら、なに犯罪したってええ」なんてとんでもない意識を持っている場か多いんやないかな、と。

それの極端な例がネット関係の犯罪やな。せやけど昔はみんなルールを守っていた。もちろんマナーもや。
いや…相手が見えない分「リアルのルール以上にきついルール」を自らに科していた。
いわゆるネチケットやが、俺もネットに入った時分はネットの先輩らから色々と学んだ。また理由も何れも納得のいくものやった。

今は残念ながらそういう事も分からず入ってくる人のほうが多い。更に残念なことはそういうものがあるという事をマスコミはほとんど報道せんと、犯罪やったり匿名性を強調したり、間接的に犯罪に誘導しやすい情報ばかり流し続けているバカ報道や。

いうとくがネットと犯罪はネットが悪いんやない。昔はちゃんと利用者一人一人がモラルの元キチンと使っとったんや。
ネットを使う側が問題なんや。逆に言えばみんなが本気でマナー守ればネット関係の犯罪はほとんどおきなくなるし、自己防衛も進んで被害も減るんや。
それをせずにワーワー騒ぐマスコミにも悪化させた要因があることをもっと自覚すべきやな。

今の犯罪の大半はほとんど模倣犯といってええし、今までありえなかったものも模倣+ドラマや想定できる犯罪ばかりや。
ま、テレビ見ればその教材になるものはタダでしかもご丁寧に映像として提供してくれる。こんな犯罪マニュアルは昔にはなかった。犯罪者しようと思いついた人間からみればありがたい教本や。

まぁ意識教育を根本的にせーへんとアカン時代になったと思うな。
俺ら含む一般人もそうやけど、その責任、マスコミにも猛烈にあるということも自覚せんとアカンわ。
もちろん今回の力士のは当然角界そのものの意識も変わらんといかんというも大前提やけどな。

ただ報道→取材するということは取材される側は「特別意識を持つ」という事を取材側ももっと自覚するべきや。
つまり取材される側自体「俺は特別なんや」と思い込んで結果的に「特別なんやから(少々なことなら)なにやっても構わん」というバカ思考に結びつく可能性があるということ。

今の角界、そこまでの意識教育がなかなかできんかもしれんが…上が上だし。
ただスキャンダルだからとアホみたいに取材すれば取材するほど善悪関係なく特別な存在と勘違いしよる。

ココはマスコミが角界見捨てて取材もしないというくらいやらないと正常に戻らんやろうね。角界の存続が危ぶまれているのにマスコミすら取材に来なくなった…となればさすがに本気になるやろう。

それにしても…マスコミももっと報道しなければアカンようなネタないんかいな?とつくづく思いますが。

0 件のコメント: