2009/09/29

今回のTGSは「スカスカ」

やっと仕事が追いついたKen+です(´ `;)ようやくTGSネタが書ける

まず…
・ホールの空き空間が多い/各社小さい
・FF13体験版等の整理券配布完了速度が速すぎる
・ステージの内容がいまいち
・DS等携帯ゲームの体験版は充実・待ち時間もマシ

一言で言うと「スカスカのTGS」といえる

情報は既に雑誌・ネットで出てきてしまっていたので、これといって新しいものが少ない。
結果的にステージも再発表的なものが多く、なんというか「あってもなくてもよかった」ステージが多かったのが残念なところ

以前のPS3発売前後の時に
・体験版
・動画
に関してはDLで自宅でも楽しめるようになった為、TGSの価値はステージと新ハードのサンプルを見るぐらいしかないという結論になっていたのだが、クリエーターのトークもパッとしないのであれば何のためのお祭りなんだ…って感じになる。

今回特にそのように感じたので、「行く価値のあるTGS」というものをいい加減準備して欲しいと思う>各社

「収穫がなかった」とか「少ない…」では近辺の人は行かないという方法もありだけど、遠方から泊りがけで来ている人(外人も多いし)は気合入れてきているわけで、ガッカリさせるようなイベントなら最初からすんなよというところですか(´ `;)

ただ丸っきりダメだった訳ではない。
体験版は一般日はもう難しいクラスの混雑なので、体験版でよかった云々は公平ではないだろう。なのでこの手のは却下。

DL配信も差があり一長一短。並ばないと手に入らない体験版も40分待ちとか…PSStoreで流せよ。
DQ9は人多すぎ…処理限界もあるのでなかなか通信できない。配信できる機械もっと増やせよ…
今まででも十分予測できる問題なのに、対応できてないメーカー多すぎる(^^A
結局喜んでいるのは会場内の一部の人だけでは?という感じですな。それで1200円もぼるCESAは悪か?

じゃ何がよかったかというと…今回はSCEの新型PS3とブラビア50インチ・3Dグラスの立体視ですかな。

PC版バイオ5などでも実現しているが、ほぼ同様の内容と思っていい。
恐らくブラビアも入出力120Hzたと思われる。昔と違いシャッター速度が速いのでチラツキは一切ないため目に負担なく長時間プレイでも大丈夫と感じた。

大手アトラクションの偏向グラスのようなものじゃないので立体の存在感も桁外れ。

ただ内容的に画面が手前ではなく奥行きがあった。画面が窓枠といった感じでみると言った方がイメージしやすいかと。

課題としてはいくらシャッター速度が目の負担のかからない高速になったとしても、リアルで見えている時間の半分は見えていないために、やっぱ暗く見えてしまう点だろう。
立体視の課題といえるかもしれない。
だけど納得できるレベル&距離感などゲームでも重要になってくると思われる


ここでソニー(だけじゃないけど)の戦略を考えてみよう
恐らく…
・立体視対応TVの販売(付属に3Dグラス)
・PS3のバージョンアップ
・PS3立体コンテンツ(付属に3Dグラス)
・BD-Video立体コンテンツ

を見越していると思う。BDの立体規格は既に着手。映画の一部も既に3Dで撮影開始している。バイオIVもそうですし。
PS3もバージョンアップ程度で対応可能。プレイヤー機能も当然そうなるかと。
となると、BDの本格的3D映画と共にソフトとTVが売れれば、自動的にPS3の強みになる。

ただどの周辺機器でもそうだけど「周辺機器を買わないと満足したプレイができない」のは日本のユーザーにはなかなか普及しない。本体等同梱して初めて普及したり買ってくれるという言い方悪いけど日本ユーザーはカジュアル志向の甘えっぷりが酷いので、例え技術的に可能でも現在のPS3では普及させるのは難しい

そうなってくると3Dグラス同梱などは…PS4からと見たほうがいいかもしれない。
TVモニターもコンテンツも今走り出したところなので、ある程度時間はかかる。

ただ現在のゲーム機は携帯ですら3Dなので表示部分と処理速度の問題さえ片付ければ、PS4に限らず全てのゲーム機で立体視は可能になってくると思われる。
つまり最低限のラインとなるだろう。

またフルポリゴンのゲームは視点を追加する事で過去に遡って立体視が可能となる可能性もでてくる。
バイオに例えると1/2/3/0はダメだが、CVや4は可能となる。5は既に立体視がPCで実現できている。過去の資産を大きな手を加えずとも再利用できる可能性もある。

少しゲームの次の展開が見えてきたような感じでこの辺は今回のTGSで一番考えて楽しめたところだと個人的には思う(^^A
なんにしてもこれを体験するには実際に見なくてはならないわけで、その為のハードもソフトもSCEブースでしか無理という意味でも、見る価値も満足度もあったと思う。
できればモーションコントローラーも触らせてもらえたらよかったんだけどね…>SCE

しかしこんなのが続くとTGSも先が思いやられる。
個人的には基調講演とか見ている方が好きだし、それなら講演確保と同時にビジチケ入手して1日目に講演、残りを体験版等をして、一般日は参加せずに帰った方がいいんじゃないかと…マジ思った。

それと現実問題として「面白そうなタイトル無いし、今回は行かない」という人が増えてきている。
TGSに限らずイベントは多少なりとも複数人でいった方が楽しいのは明白。
しかし会場が楽しめない&魅力がないなら行く人も当然減るわけで…一般日に行く必要性が減るのね('Д')

遠方者にとってどうせ金かけて行くのに一人or少人数なら講演&ビジが一番よい選択と考えざるを得ない。
この辺、各メーカーとCESAは考え直す必要があるね。サポーターズなんて高々30分早く入れるだけのクソ高いチケット売っている場合じゃないぞっと('Д')


ちなみにカプコンブースだけど、水準としては概ね例年と同じ。
開発者のトークステージも準備されていたので、プレイできない人でもそれなりに楽しめたと思う。
配布物も従来どおりしっかりDVD配布等しているし、その辺は例年よりレベルアップしているか?
配布物がだんだんさびしくなる近年、維持&アップは少ない。レベル5はやりすぎだけど。

ただカプコンだけに限らないが体験版がどうしても列が長くなってしまう。
今回新しい試みで■eなど整理券が配布されていたが、結局始発から来た人ぐらいしか手にはいらないという現状は何とかならないものだろうかと思う。
携帯ゲーム機の体験版のDL配信は在庫抱えない分一番ベストといいたいところだけど、コレだけ殺到するとDL自体が大変になってきている。DL配信ももう少し効率的に分散できないものか…
少なくてもDL配信のストレスがたまらないなら、据置機の行列でも十分体験できる時間が有るわけで。

来場者の「待ち時間という無駄」を「うまく宣伝戦略に繋げられる工夫」をする事が今後の課題だと思いますね。せっかくコレだけ携帯ゲーム機が普及しているんだし…

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