2008/06/05

TGS 2008、どうするか…/遠征の価値は?

今年は10月11日12日にTGS(一般)がありますが…
例のごとく、そろそろ宿泊先を見つけておく必要性があるのですが、なんか二の足を踏んでます。

そもそもTGSは?という基本的な部分を思い返して果たして遠征する意味はどうなのか?という事を考えるようになってきました。

まず…
1.貴重性
2.新鮮さ
3.楽しみ度

これらが適度にあるならばよいのだけども…なかなかそうはいかない。
2007の時に感じ始めたことをまとめると…

■トレイラーの貴重性
 下がりつつある
 現地ではじめて観る動画や配布物DVDも、いまや配信されることで国内外問わず観ることが可能になってしまった。
 とくにSD画質程度ならストリーミングでも十分できるわけでDVDは資料保存程度の価値をなさなくなっている。DL配信はそういう意味でもコピーが簡単にできるのでさらに保存しやすくなっている。
 PS3/360発売直前のHD画像はさすがに現地でないと見れない貴重なものだった。が、既にこれらハードでHD画像をDLできる状態になっているので、わざわざ出向くほどのものではなくなった。


■体験版の貴重性
 配布スタイルに関してはDLができる時代になったことで貴重性は失われつつある。
 プレイアブル台が設置されている場合、ロケテスト代わりに使うことを目的とし常時アップデートされる作品もあるので、そういった変わった貴重性はあるものの、後日DL配信されるのであればユーザー側から見れば貴重性は少なくなってきている。
 そうでなくても2時間待ちとかふざけた待ち時間を要するものが多く、楽しむ前に疲れてしまい見たいものが見れない→少しでも多く観たいならプレイアブル台断念→本当に面白いゲームかどうか試せないで入場料払って観ているというアホみたいな状況が続いている。
 となるとDL配信はありがたいわけだが、じゃTGSまで行く必要がなくなるじゃないか…となっちまう


■トークステージなどその場でないと手に入らない情報の貴重性
 最近のトークは無難なものが多くサプライズ発言など減ってきている。
 各メーカーの広報の発表済み内容と大して代わりがなく、初公開ものであっても予想範囲のものだったりどうでもいいものだったりと、貴重性は低くなってきている。
 中にはネットラジオ配信なんてのもあるが、あえて言うなら配信禁止部分の「ピィー」音の内容が聞ける程度か?


■ステージのエンターテイメント性
 無難なものが増えてきている。盛り上がりに欠けるものが増えている
 せめてサウンドチームがゲーム曲の生演奏とか…やったらいいのにと思う。
 ゲーム対戦も大半がプレイ経験者が多く、ギャラリーもプレイ経験者しかわかりづらい内容のものが多い。
 ※特定ゲームイベントとかなら普通は良いが層幅が広いTGSではねぇ


■物販のレア性
 売り方による。
 アイテムは限定数でも売っていいと思うが、あまりに貴重なものだったり少なすぎると入場開始10分で終了ということもある。
 それが買えれば価値があったことになるが、その為には半端ではない努力と運が必要となってくるのでかなりリスキーになる。2007年ではスクエニでそれがあり大変苦労した。
 が、あまりな状況だったため発売2日目には後日ネットで販売されることが発表される。結果的に受注生産みたいな感じになった。

 結局はバランスなんだろうけど、行く価値は減ってきている。
 楽しみより苦痛の方が増えてきている…そんな気がします。
 んー、20世紀末のAMS/AOUの時に感じた雰囲気に似てきたなー。

 こうなってくるとメーカー単位のプライベートショーやゲームタイトル単位のファン向けイベントの方が楽しめるので、そういうイベントを長いこと一切やってないバイオハザードは今後厳しくなりそうな気がしてきたな…
 たぶん今度のカプコンのメインはバイオ5になると思うのでそのプレイアブル台を出してくることは確実だと思うけど、バイオ本編の体験版はほぼ確実に出してきただけにDL配信は十分に考えられるし。
 そうなるとあまり早い段階で配信されるとTGS行く意味がなくなっちゃう(´д`)

 まぁ…遠征するなら別の付加価値を作らないと厳しくなってきた感じですな…

 もっとも私の場合付加価値(楽しみ)としていつも「友人と一緒にTGS見て、夕食を食べる」がいつものパターンだったのですが、昨年TGSは集合時間に1時間近くボ~と待った挙句誰も来ない(ドタキャンメールはくる)→結局TGS内一人で行動→夕食時に合流が1名のみ。
 そのくせ体験版はバイオUCのみ、あとはあまり見て面白いものがなく…
 いや~精神的ダメージは大きかったですな。
 幸いだったのがサーパラ側のFFXI友人がいた事が本当の救い…

 でもマジで対策室やめようかと思った…つか「潮時かなー」とか「何しにきたんだ…俺」と思いましたわ。
 そのモチベーションで年末に入ったので仕事の忙しさも理由のひとつだったけど、年始オフ会する気力が…
 いや、そもそもオフ会企画して「人来るのか?何をするんだ?遠征してまで…」という気持ちがいっぱいになってしまったんですよね。さらに常連参加者のリアル事情(仕事やら家庭環境やらの変化)を聞くととても、やる決断が起きなくなってしまったんですな…

 取り合えずこのままではイカンという感じで東京では今月何人かと集まる予定ですが…
 TGS遠征はそれから考えますかな?

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