2010/01/16

宅建免許ナンバー

先ほど悲惨な目にあったお気の毒なお客様がいらした。
いわゆるオーナーとのトラブルである(;´Д`)
ただ、我々の中では大地主であるものの最凶最悪のオーナーなのだが(´・ω・`)…(ゆえに長年取引はしていない)

しかし、賃貸専門業者の中にはあまりに経験の浅い人も多い為、担当者によってはこのような物件に案内されて契約し悲惨な目にあうというケースが現在もあるという事だ…実に残念な話です。

物件を案内されて「綺麗で値段も納得いけばOK」と思っている人は、いずれ悲しいことに巻き込まれるかもしれません。
多くのオーナーは良識のある方ばかりですが、残念ながら変人奇人を通り越した人権侵害だろと言いたくなる様な行動をするオーナーもいます(´・ω・`)
そういや昔は契約者に対して必ず裁判起こすという(勝ち負け優劣関係なく)とんでもオーナーもいましたが…

なので物件の良し悪しも大事ですが、できることならオーナーがどんな人間か…案内中なら簡単に聞ける内容だから一度してみるとよいと思います。
担当者がいい加減な返答や、回答にあやふやな点がある場合、その案内は遠慮した方がいいかもしれません。
事務所まで持ち帰って、管理会社に問い合わせて確認するぐらいの担当者ならむしろ安心できますが。

少なくても賃貸の多くは自社管理物件以外は他の仲介物件を案内します。
なので初めての物件も多く多くが答えられません。というか当たり前。

かといって探している本人の力だけで調べるのは無理があります。

ここで威力がでてくるのは宅建免許のナンバー
不動産屋さんの名刺を持っている人は一度ご覧いただきたい部分です。

例えば
東京都知事免許(○○)第○○○○○号

国土交通大臣免許(○○)第○○○○○号

知事と大臣の違いは「複数店舗がある場合、同一県内か(→その知事)、複数の県にまたがるか(→複数の知事は無理→大臣)」の部分だけで、ハッキリいって優劣はありません。

大事なのは「カッコ内の数字」
免許を受けたらはじめはどこも「1」で5年更新で1上がります(昔は3年)
ただ、知事免許→大臣免許に切替(あるいは逆)になった場合は1に戻ります。

この数字が低ければ低いほど新しい店である可能性が増えるわけです。
老舗でも個人事業者としてやってきた人が株式会社にした時点で1になったりするので、全てが全てルーキーというわけではありません。
またこの数字が大きければ偉いという事でもないです。

ただナンバーの数字が多ければ、少なくてもその期間大きな問題も無く営業を続けてきた証でもあり、店舗周辺の情報を熟知している人が誰かはいる…という事になります。

なので「よいオーナーなのか?」など情報を知りたい時、その情報を正確に持っている人がいる店かを知る上での重要な目安になると思います。
今だと14が一番大きい数字だったかな?ウチは2社あるので13と7ですが、せめて6~8以上のお店を勧めたいところです。
現在だと6になるまで25年以上かかりますからね(;´Д`)

賃貸は入居者同士の問題もありますが、それ以上にオーナーにも恵まれていないと厳しいものです。
少なくてもオーナーとの信頼関係がないとオチオチ眠れないでしょう。
また不動産業界も仲介がメインである以上、オーナーもお客様なわけです。
我々の眼から見て「オーナー不適格」な場合は、オーナーからの以来もお断りするケースがあります。

ですが、それも駆け出しのお店であればそんなオーナーの物件でも、分からないために堂々と商品として紹介してしまう…
失敗すれば二度と手を組まないようにするべきなのですが、担当(つーか案内人)の入れ替わりの多い賃貸専門業者ではその知識が定着しないのも現実ですかね…困ったことですが。

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